忍者ブログ
2024.05│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

翻訳の仕事のこととか中国語のこととか中華圏旅行のこととか。当たり前だけど内容はあくまで個人の見解です。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


GWの韓国旅行レポ、前回の続きです。

拍手&ランキングバナーのクリック、どうもありがとうございましたemoji

(写真はクリックすると大きな画像で見れます)


・3日目

3日目はお昼頃金浦空港に向かう予定だったので、免税店でお土産買ったり、ホテル周りを散策したりしてのんびり過ごしてました。1日目も2日目も朝早かったら(特に1日目なんか朝4時前起きよ)眠い&疲労困憊で…午前中時間あるなら午前中で終わるソウル市内観光なんかどう?とガイドさんに勧められたんですけど、参加する気力も体力もなかった…。

今回泊まったホテル。
      

今回もロッテホテルさんにお世話になりました。今回泊まったのは本館じゃなくて新館の方でしたけど(前回は本館)。

いや~それにしても、中国もこの時季労働節連休のため、中国人観光客がものすご~~~く多かったです。特にソウル市内!

中国語の表記もたくさん見かけましたね~。1日目、2日目に車でソウル市内を移動しているとき化粧品店の「○割引き」っていう広告が結構目に入って来たのですが、英語のほかには中国語表記しかなかったし、眼鏡屋さんも「視力測ってから30分以内に眼鏡造るよ」っていう中国語案内出してたし。日本語は?っていう(笑)ホテル近くのデパートなんかもこんな感じ(↓)で

  

日本だってゴールデンウィークで観光に来てる人多いっていうのに、1枚目とか2枚目とか明らかに「中国人観光客の皆さま、韓国へようこそ!」ですよwなんでしょうこの明らかに中国人観光客のみをターゲットにしている感!3枚目の5月のビッグセールの広告なんか右上の方に小さく「外国人観光客限定」って書いてるけどコレ中国語しかないから!他の外国人観光客分からないから!(笑)。

ホテルに隣接しているデパートの免税店直通エレベータの入口では中国語ガイドのたすきをかけた店員さんたちが大勢いて、こんなもんまで配ってたしね。

…まぁ、中国人観光客の購買力ハンパねぇってことなんでしょうけどw

もちろんエレベータの前は中国人でいっぱいで…日本人もいたんだろうけどもう中国語しか聞こえない!うるさいくらい!免税店の中もそう!!(笑)

そんな中、パッと見日本人だと分かるもの(例えば日本語が書いてあるものとか)を持っていなかったにも関わらず、むしろエレベータの入り口で配られてた例の中国語の新聞(上の写真のアレ)を手にしていたくらいなのに、一発で私たちが日本人だと分かった店員さんはさすがだと思いました(大笑)。


中国人観光客の荷物もものすごくてね~。ホテルのロビーでチェックアウトしてる中国人観光客の中には、ふっかふっかの 冬物羽毛布団が入りそうなくらいの大きさの手荷物を3個くらい持ってる人いたし、空港のチェックインカウンターで預けるスーツケースもやたら大きいのばかりだったし(4泊5日用のスーツケースの倍くらいあった気が…)、チェックインカウンターに置いてあった受託手荷物の重さ等に関するお知らせは中国語しかなかったし、チェックインカウンターでは中国語分かるお兄さんがそのお知らせ見せながら中国の人に色々と説明してて、チェクイン終わるまで結構時間かかってたし…(日本人は私達も含めわりとスッと終わってたんですけど)。

もう、キミら一体何をそんなに爆買したの!?とツッコミを入れたくなるくらいでした(笑)。

あとホテル近くの露店ではこんなのもあったり。

「サイズ比べるだけです。穿いちゃダメ!」とか(笑)。屋台では「No smoking erea」と書かれた両側に中国語で「不能抽烟」って書いてあるところもあったし……。

こういう注意書きがわざわざ中国語で出るってことは、そういうことする中国人観光客が多いってことなのかな…。

ま、それはともかくとしてホント、中国語多いな!って思いました(笑)。

私、韓国語はそんな分からないから相手が日本語分からなかったら英語対応になるんですけど、外国語喋ろうとすると中国語が先に出てきてしまうので、英語でコミュニケーションとるのってかなり難しいんですよemojiだから今回苦労したシーンもあったのですが、これだけ中国語多かったら意外と中国語通じたかもしれない…(いや、流石にそれはないか・笑)。

金浦空港には午後2時くらいに着。結構小さな空港なのでインチョン空港みたいに写真撮るところはあまりなかったのですが…

  

2枚目の写真のスーツケース型のごみ箱がすごく気に入りました(笑)。

今回も含めて2回韓国に行きましたけど、どちらもメインがソウル市外だったので、今度韓国行くときはソウル市内をじっくり観光してみたいと思います。

あ、でも次は久しぶりに中華圏行きたいな。


<おしまい>



PR

GWの韓国旅行、前回の続きです。

(写真はクリックすると大きな画像で見れます)

 
・2日目

この日は朝からKTXに乗って、慶州へ出発!

KTXは韓国の新幹線で、中はこんな感じでした。

ただしこれは特室(グリーン車)なんですが…。帰りは普通席だったんですけど、行きは普通席のチケットが取れなかったのでグリーン車だったんですよ。5月1日から韓国もメーデーで連休だそうで、どうもそのせいっぽい…。でもお金余分にかかったけど広くて快適でしたemoji(ちなみに特室車内は片側1列、片側2列という作り)

そうそう、KTXでは車内モニターの行先表示が韓国語のほか日英中も出るんですよ。
   
     

次の停車駅を知らせる車内アナウンスも日英中あり(但しモニターの行先表示とも日本語・中国語は大きな駅だけのようですが)、久々に中国語の車内アナウンスが聞けて嬉しかったなぁ…(←中国語を聞くとテンション上がる人)。

ちなみにKTXの中では飲み物やお菓子などの車内販売があります。ここで「ゆず茶下さい」と韓国語で言って通じたのが今回の旅行の私のハイライトです(笑)(ちなみにメニューは夫が読んでくれました)。

慶州は新羅の都があった場所で、当時の遺物がいーっぱい。特に新羅王朝時代の古墳が町至る所にありました。今回のツアーでは新羅王朝の王族のお墓とか、当時つくられた宮殿(別荘?)、あとお寺なども見学してきました。

大陵苑(天馬塚)(テヌンウォン(チョンマチョン))
     

小高い丘の様になっているのが古墳。韓国の古墳は円墳なんだそうです。右の「天馬塚」には出土品のレプリカなどが展示されています。ガイドさんによると、誰が葬られているのか分かっている古墳は「陵」、まだ誰が眠っているのか分からない古墳は「塚」と呼ぶんだそうです。

大陵苑は春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪―と季節によってその姿を変えるのだそう。今回は緑とツツジでキレイでしたが、桜や紅葉、雪で彩られた大陵苑もきっと美しいでしょうね。


雁鴨池(アナプチ)/月池(ウォルチ)
   

とてもキレイな場所でした。

ガイドさんによると、雁鴨池(アナプチ)はつい最近「月池(ウォルチ)」と名前を変更したんだそうです。でも変更が最近だっため通達が間に合わず、日本の観光ガイドなどでは「雁鴨池(アナプチ)」表記のままになっているのだとか。

「雁鴨池(アナプチ)」は新羅王朝滅亡後、世間から忘れ去られ、後にたまたま訪れた人(詩人さんだったかな?)が、打ち捨てられて雁や鴨が飛んでいるこの地の様子を「雁鴨池(アナプチ)」と呼んだことからその名で呼ばれるようになったそうなのですが、「そんな寂しい名前じゃなくて、新羅王朝時代の呼び名を復活させよう!」ということになり、「月池(ウォルチ)」と呼ぶようになったのだそうです(ガイドさん談)。

月池では新羅の王族が外国からの使者を謁見したり、廷臣たちと舟遊びに興じたりしていたのだそう。新羅の王が高麗の王に帰順を申し出た、新羅王朝終焉の地でもあるそうです。

池は一度に池全体を見渡せないように作られているそうなのですが、かといってそんなだだっ広いというわけではなく、池の周りをぐるっと一周するのにかかった時間は体感で数分程度でした。何このものすごく人にやさしい設計(笑)。頤和園とか故宮の広さを体験しただけあって、ものすごくホッとする広さでしたwいやだってあそこでこれと同じことしようとしたらまず間違いなく1日潰れるじゃないですかw(それ以前に体力尽きるわw)

月池観光が終わったらお昼ご飯。「サムパプ」という、ノリや葉物野菜でお肉やお魚、キムチやナムルなどを包んで食べる韓国料理です。(「サム」というのは韓国語で「包む」という意味だとか)。

お食事したレストランで「慶州パン」という、慶州の名物菓子を買ってきました。

「パン」って言うけど、日本でいうところのお饅頭みたいなものです。月餅みたいにこってりしてたり、以前買った韓国のなんとかって言う伝統菓子みたいにべったり甘いのかと思っていたらそんなことはなく、素朴な味がして美味しかったです。

もう1種類、どら焼きみたいなお菓子も売ってたんですけど、そっちも買ってくれば良かったかも。


続いて向かったのが石窟庵(ソックラム)。 
  

     

やはり仏様のお誕生日が近いということがあって、寺中に提灯が飾られていました。カラフルですよね~。ちなみに白は死者、他の色は現世に生きている人を表しているんだそうです。

そして仏国寺(プルグッサ)
   


真ん中の写真は干支の「亥」像。韓国の干支の「亥」は「イノシシ」ではなく「豚」なんだそう(この辺は中国と一緒なのね。でも牙生えてるせいかイノシシに見えるんだけどemoji)。金のブタは縁起が良く、金運も呼び寄せるのだそうで(この辺の曰くも中国と一緒でした。詳しく書くと長くなるので割愛するけど。確か像自体も2007年?の60年に一度の「金亥年」に造られたんだっけかな?)、真ん中の写真の金のブタは皆に触られたり抱き着かれたりして、背中ツルツルになってました。私も触って来た(というかむしろ抱き着いてきた)ので金運アップするといいな~。顔を見せられないのが残念なのですが、ブタさんに抱き着いているときの私、すっごく良い表情してます。当たれ年末ジャンボ!!!(笑)

石窟庵も仏国寺もそうなんですけど、写真撮れるところが限られていました。特に国宝の仏像は写真ダメっていうの多かったな~。

ちなみに石窟庵の如来坐像の前ではここ数年「喋るのも解説するのもダメ」になったんだそうす。なんでダメになったのかというと、ガイドさん曰く「数年前から中国人観光客が増えたんですけど、中国語って音の上がり下がりがあって抑揚激しいから…」なのだとか。つまりうるさいってこ…ゲフゲフゲフ!!(笑)

仏国寺は文禄・慶長の役で木造建築のほとんどが焼失したんだそうです。その後も(石窟庵など他の仏教寺院もそうなのですが)朝鮮王朝時代に廃仏政策がとられたこともあり、顧みられることはほとんどなかったのだとか。今ある建物はその後修復・再建されたものなんだそうです。

仏国寺の見学が終わった後は、天馬塚や月池などで発掘された本物の遺物が展示されている博物館へ。その後夕方5時過ぎくらいに夕ご飯を食べました。海鮮鍋です。ムール貝やあさり、エビ、カニの出汁がきいていて、ものすご~~~く美味しかったです。辛いっていう話も聞いてたんですけど、特に辛くはなかったな。

飲み物にマッコルリを注文しました。夫はお酒飲めないので私専用です。手前にある桶(?)いっぱいのマッコルリ、全部自分で飲みましたよ!ちょっと多いかもって思ったんですけど、韓国で本場のマッコルリ飲むの、夢だったんですよね~。酸味がきいてて美味しかったです。

あと切り干し大根のコチュジャン和えがすごく美味しかった!コチュジャンいっぱい買ってきたから、今度自分でも作ってみようかな。

KTXの新慶州駅
 

2枚目の写真の新羅王朝の王様とお妃様(?)は市のマスコットキャラらしいです。結構至る所で目にしました。帰って来て調べてみたら男性の方が「クアニ」、女性の方が「クミ」という名前らしいです。可愛い(*´▽`*)


<③に続く>




GWは4月30日~5月2日、韓国に行ってきましたemoji

(写真はクリックすると大きな画像で見れます。)

去年のお正月に行った韓国旅行は板門店だけだったのですが(あ、ソウルタワーも行ったか。でもメインは板門店)、今回のメインは63ビルの夜景観光とソウルからKTXに乗って行く慶州世界遺産めぐりです。63ビルは前回断念したので今回行きたかったのと、慶州観光はアレですね、鉄ちゃんな夫がKTX乗りたかったっていうのが最大の理由ですね(笑)。慶州ってホントはプサンから行った方が近いんですよ~(笑)。


・1日目―昼

朝9時過ぎの便で羽田発、金浦空港にはお昼頃着だったので、チェックインして少し休憩したあと、光化門の辺りを散策してきました。「教保(キョボ)文庫」っていう韓国の大きな本屋さんに行ったり、光化門広場では李舜臣像世宗大王像と一緒にお写真とってきたり…。


 



この写真の手前右にある金の塔はお釈迦様の誕生日を祝うためのものだそうです。韓国ではお釈迦様の誕生日も旧暦で祝うのだとか。

町の中もお釈迦様の誕生日を祝う提灯がいっぱい飾られてました。

(韓国ってキリスト教徒が多いイメージだけど、ちゃんと仏教の記念日も祝うんですね)

ちなみに、光化門広場ではセウォル号の遺族の方たちが集会みたいなのを開いてました。テントを張って署名のような物を集めてたり、もちろん献花台もあり…。テントの前には犠牲になった高校生たちのあどけない表情の写真が飾られてあって、何というか…そんなところをノー天気に観光して良いのかしらなんて気持ちにもなったのですが、まぁ他にも観光客いたし、いいのかな。。。

生徒さんたちがこう…修学旅行か何かかな?で楽しく笑っている表情の写真とかを実際見ると、かなり胸に迫るものがあって、いたたまれなくなってきたりもしたんですけど…。いや、日本で報道見たときからいたたまれない事件だなぁとは思ってましたけど、それとは全く別の種類の「いたたまれない感」というか(うまく言葉にできない)。

ちょっと色々考えさせられたひと時でした。


・1日目―夜

夜は63ビルで夜景見ながらお食事ですemoji6時くらいにホテルにリムジンがお迎えに来ました。

ええ、リムジンです。高級リムジンです。よくドラマとか漫画とかに出て来る長~いアレです。

ホラ(笑)

中はこんな感じ。

コレ、実は結構高いオプショナルツアーで、ぶっちゃけ63ビルで夜景見れれば車の種類なんかどうだってよかったんですけど(いやもうタクシーでもなんでも・笑)、まぁこんな高級車に乗ることなんて一生ないだろうということで、奮発して申し込んだんですよ!旦那様が高~~いお金払って申し込んでくれたんですよ!!なのに…なのに…この(上の写真の)直後、私思い切り


車酔いしました(;´Д`)


すきっ腹にシャンパンなんて飲んだ上に車に揺られたせいで悪酔いしてしまったのか、それとも進行方向とは逆方向に座ったせいなのか良く分からないのですが…Orz

その後63ビルに到着し、漢江を臨む展望の良いレストランでステーキのコース料理を食べるも車酔いのためほとんど味が分からず…。ホントはステーキと一緒にワインも頼みたかったのですが、「この状況でワインはヤバイ」と思って断念emoji

最後ステーキと一緒に出てきた焼きニンニク食べたら一瞬で元気回復してステーキも美味しく頂けたので「ニンニクパワーすげぇ!」って思いましたが…それまでの料理が…ああああああすごくもったいないことしたなぁぁぁぁ!!

ちなみに日本でステーキ料理についてくるニンニクというとパリパリに焼けたニンニクのスライスが何枚か…だと思うのですが、今回出てきたのはホクホクに焼かれたニンニク2かけ。その辺は流石韓国って思いました(笑)。

なおこの「高級リムジン→63ビル夜景観光」はガイドさんによると、韓国ではプロポーズしたり、カップルが何かの記念日でよく利用するイベントなんだそうです。そういえば私たちの後ろにいたカップル、彼女さんの誕生日を祝ってたなぁ。ハッピーバースデーの曲が流れて、店出るとき彼女さんが花束持ってて(リムジンで来てたのか分からないけど)。

ああああそんなロマンチックなイベントだったっていうのに私ときたら!私ときたら!!!(血涙)

ご飯(というかニンニク)も食べてしっかり車酔いもさめたところで展望室で夜景観光。綺麗でしたよ~落ち着いた夜景という感じで。ちなみに63ビルの展望室はトイレが一番面白かったです。個室の左右の壁がガラス張りで、延々とトイレが続いている感じなの。入った当初は一瞬「何このトイレ!隣丸見えじゃん!」なんて思いましたが(笑)。

ちなみに車酔いからしっかり覚めた帰りのリムジンでは、進行方向とは逆向きに座っても酔いはそんなにひどくならなかったので、行きの車酔いの原因は絶対「すきっ腹にシャンパン+車の揺れ」だと思います。(しかもシャンパン冷えてなかったしなw)

 

<その②に続く>




Prev13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23  →Next
プロフィール
HN:
暁香月
性別:
女性
自己紹介:
翻訳会社のコーディネータ&チェッカー、中日ビジネスコンサル会社の翻訳事業部のコーディネータ&チェッカー/翻訳者を経て現在中国語のフリー翻訳者。在宅で中日訳のほか、中日/日中/英中訳のチェックなども行っています。夫と二人暮らしのアラフォーです。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
アクセス解析