翻訳の仕事のこととか中国語のこととか中華圏旅行のこととか。当たり前だけど内容はあくまで個人の見解です。
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出不精な私はこの「面接」がどうも苦手だったんですけど(緊張もするし、何聞かれるのかドキドキするし

なぜかというと、直接翻訳会社の人に会って、自分の「何がどこまでできる」「できない」を細かく伝えることができるから。
例えば、私は翻訳は中日、チェックは中日のほか日中、英中もやってますけど、英中チェックについては対応できる分野が限られていてそれ以外はムリ、とか。
中国語は簡体字と繁体字両方和訳できるけど、どちらがより得意かと言われたら簡体字中国語の方です、とか。
繁体字中国語でも、台湾の中国語には対応できるけど香港やマカオの場合は難しいかも…とか。
中訳チェックの場合でも、なにがしかの理由で繁体字中国語訳に簡体字中国語の言い回しが入っていた場合―例えば単純に簡体字から繁体字に文字変換しただけとか(流石に最近はこういうケースは少なくなってきていると思うけど)、中国語翻訳者さんには簡体字・繁体字両方対応可という方いらっしゃるけど、例えば簡体字中国語圏の方や簡体字中国語をメインに勉強して来た方が訳した繁体字中国語文にうっかり簡体字中国語の言い回しが入ってしまっていたetc.―、もしかしたら私はそれに気付けないかもしれないし、気付いても代替の言い回しは提示できない可能性が高いので、私が責任もって見れるのは繁体字中国語訳に原文理解の間違いがないかと訳抜けがないかくらいです、とか。
書面ではここまで細かく伝えることできないですからね(少なくとも自分が過去記入した登録シートにここまで細かく伝えられる項目はなかった…)。手軽ではあるんですけど。
まぁ実際には、登録後の仕事の受注量とか案件の内容とかは書面のやり取りのみの場合とそう変わらないかもしれないけど、なんとなく安心感はありますね。
(余談ですが、こういうこと…特に簡体字中国語と繁体字中国語について積極的に聞いてくれる会社さんは、中国語事業について真剣に考えてくれている感じがして、個人的に好感持てます)。
考えてみれば、企業の営業さんが実際仕事を取ってくる場合って、先方の担当者さんに直接会って、色々条件詰めて、それで最終的にGOサインがでるものだと思うので、やっぱりお互い直接会って色々話すっていうのは大切なのかなぁって思ったり。
さすがに遠方の会社さんに出向いてお話しする…というのはムリですがね。
出不精であることに変わりはないけれど、選考過程に面接がある場合は、前向きに臨みたいなぁと思います(でも緊張はすると思うけどw)。
拍手ありがとうございました


翻訳の仕事は、最近ではワードやエクセル、PPTに上書きだったり、TRADOSなどの翻訳支援ソフトを使ったりと色んな作業形式があるけど、私が一番やりやすいな~と思うのは「ワード(またはPPT)に上書き」です。
理由は、レイアウトを参考にしながら翻訳できるから。原文が同じ文章でも、それが使われているところによって訳文は変えなきゃいけないことがあるので、やはり全体のレイアウトや文書の流れが一つの画面上で確認できるというのは、とてもやりやすいんですよね。
まぁその点は紙原稿(紙原稿をスキャンしたPDFファイル原稿含む)のワードへのベタ打ち翻訳でも同じなんですが、上書き翻訳の方が統一を図りたい用語がファイル上で一括置き換えできるし、用語を検索したりオンライン辞書を引きたいときは調べたい用語をパッと検索ボックスにコピペすればいいので楽、というのもあります(紙原稿は、特に分量が多い場合だと最初の方どんな用語を使って訳していたのか確認したい場合、一々目視で遡らなければいけないので大変なのです)。
それ(用語の一括置き換えとか用語検索のしやすさ)はエクセルでも同じなんじゃない?って言われそうだけど、エクセルはセルに文章入力していると以前入力した文章と同じ文言で始まる場合、エクセルが勝手に前の文章を引用してしまうので、その辺が結構厄介だったりします(この辺設定いじれば簡単に解決できるよ、というのご存知な方いらしたら教えてくれると嬉しいです)。
あと原文原稿、訳文原稿をプリントアウトする場合、文章が長いと文章がセル内で途中で切れてしまって全部印刷されないなんてこともあるので、その点も困ったなぁって思ったり。(「折り返して全体を表示する」にしても文章の最後の方が微かに切れて印刷された経験があって…(;´Д`) 。セル内にあまり文章がギッチリにならないようにセルのサイズを大きくすればいいんだろうけど、セルの数が多い場合、限られた納期の中でセルを一つ一つ確認して広げる、というのはかなり手間なんですよね…)。印刷が切れてしまった部分はそこに印を付けて、後で画面上で確認をするようにしてはいますが。
TRADOSは確かに繰り返し出て来る訳文の流用や統一という点では便利だけど、なんか画面が色々細かくて見づらいというか、目が疲れやすいというか…。表示形式とかフォントサイズを見やすいように変更すればいいんだろうけど、原文と訳文を対訳式に表示させるならワード表組みの方が見やすいし目が疲れにくいなぁなんて思ったり。
…まぁ、こういうのは往々にして「慣れ」の部分もあるんでしょうけどね。
拍手、ありがとうございました
またランキングバナーのクリックも、どうもありがとうございます
平たく言うと、定期の案件とは半年とか1年とか期間が決まっていて、その期間中定期的に(週に何件とか、ひと月に何件とか)来る案件。不定期の案件とはそうじゃなくて、いつ入ってくるか分からない、まぁ言ってみれば通常の翻訳の案件。
私はこの定期の案件というのが結構好きだったりします。だって定期的に翻訳のお仕事入るからスケジュール立てやすいし、収入も安定するし(注:ここで言う「収入が安定する」とは「それで食べていける収入が得られる」という意味ではなく、「定期的にある程度まとまった量の収入が必ず入る」という意味です)。
また定期の案件は特定の分野に特化していたり、ニュースなど幅広い分野を扱うものなど色々ありますが、前者の場合はその「特定の分野」に対する理解が深まるし、後者の場合は色々な分野を扱っている分、新規分野開拓の足掛かりにもなるので、重宝します。(英語のようなメジャー言語ならともかく、中国語みたいなマイナー言語は、いつぞやの通訳翻訳ジャーナル中国語・韓国語特集にも書かれてましたけど、それこそ複数の分野に対応できる「オールラウンダー」な翻訳者にならないと続けていくのが難しいのでね…。余談ですが私が中国語専門の翻訳会社に勤めてた時、「ある特定の分野に特化してそれしかやらない/やれない翻訳者」より「複数の分野に対応でき、自身の精通分野以外の仕事もきちんと調べてソツなくできる翻訳者」の方がウケが良かったです。)
ただ、通常(不定期)の翻訳案件より単価が安いのが難点なんですけどね…。私をはじめ、翻訳者さんが通常提示している翻訳単価は通常(不定期)の翻訳案件が想定されていると思うんですけど、定期の案件はそれよりぐっと安いです。「ああ、この仕事、通常の翻訳案件の単価で受けられれば結構私(懐具合的に)ウハウハなのに~」なんて思うこともしばしば(笑)。
まぁ定期案件が安いのは、定期的に仕事が入るからとか、色々理由があるそうなんですけど、ただ「訳す」という作業自体は定期だろうが不定期だろうが変わらないので「あんまり安いのは嫌だな~」なんて思ってるんですが(苦笑)。
「経験値」を取るか「実利」を取るか、それがいつも悩みどころですね

拍手、ありがとうございました


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