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翻訳の仕事のこととか中国語のこととか中華圏旅行のこととか。

私、今では翻訳なんていう読み専門みたいな仕事していますが、中国語習い始めて3~4年の頃というのは中国語の文章を読むのがすごく苦手でした。

むしろ中国語の発音(音とかリズム)が好きだったので、喋ったり朗読したり聞いたりっていうのが一番好きだったんですね。

短めの文章なら読むのは難しくなかったんですけど、小説とか新聞とか、一文が長めの文章がどうも読みづらくて…どこをどう区切ったらいいのか分からず、和訳文を見ても何がどうしてそうなるのかさっぱり分からず完全にお手上げ―というか。

でもやっぱり小説とか新聞とか、長めの難しい文章を読めるようになりたくて、留学先の大学で読解の授業を履修したのですが(丁度「新聞を題材にして中国語の読解力を高める」という内容の授業だったので)、その時に教わった読解法というのが、今でもものすごーく役に立っています。

どんな方法なのかというと、「中国語の『搭配(dāpèi)』を意識する」というもの。

「搭配(dāpèi)」…日本語でいうと「コロケーション」ですかね。「口紅を塗る」とか「建物を建てる」とか「キレイな花」っていう、語と語の組み合わせ的なアレですね。

中国語でもそれがキッチリと決まっていて、文章の中からその組み合わせを探し出し、組み合わせ同士を線で結びつける…というやり方でした。

まぁ、実際にはすべてを線で結びつけてたら線で前後の(上下の?)文章が隠れてしまうので、同じ記号(〇とか△とか□)をつけて一目でどの語とどの語が結びついているのかが分かるようにしていたのですが(笑)。

要はそうやって文章を分解して文章構造を把握していく、というやり方だったんですよね。これを繰り返していたら、今までは記号をつけたり線で結びつけていかないと読めなかった文章が、記号や線なしで頭から読んで理解できるようになりました。(なんだか不思議なのですが、視覚的に文章構造を理解する効果もあるのかな?)

ちなみに中国語において「搭配」はかなり重要らしく、他の授業でもしつこいくらい覚えさせられました。下の写真は文法の授業のテキストなのですが(クリックすると大きなサイズで見れます)、こんな風に「この単語はこういう主語/動詞/目的語/連用修飾語/補語etc.をとることができる」というのを逐一覚えさせられましたね(もちろんテストにも出ました)。

  

…まぁ、中には「これ当たり前じゃん!」とか「それじゃなくても通じるw」っていうのもあり、読解の授業ではさらに「『是』の“搭配”は『。』」なんていう「『。』って単語??」とうっかりツッコミを入れたくなりそうなのもあったのですが(笑)、本当に難解な文章っていうのはそれすらどこにかかってるのか(何と組み合わさっているのか)分からなくなるので、文章構造が複雑な文章を読み解く上でのある種の指針になっています。

(なお、私が師事した中国人の先生の1人によると、「搭配」というのは確かにその組み合わせにしなくても意味は通じるけれど、より自然な中国語を話したい・書きたい場合は非常に重要らしいです。どんなに発音が上手でも、結構そこで外国人だとバレるのだとか…)

    

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以前勤めていた翻訳会社で、社長が「翻訳は体力がいるから、若いときにやっといた方がいいよ」と言っていたのですが、それが最近妙に身に染みてきています。

その当時は、「翻訳なんて、いくら語学力・翻訳力あっても経験がなければどうにもならない(募集要項に実務経験/翻訳経験○年以上とか書いてあるのがほとんどだったし、書類選考通ってトライアルに受かっても、その分野での経験がないと予備に回される可能性が極めて高い)のに、経験が浅い『若いとき』になんてどうやってやったらいいの?そもそもチャンス自体もらえる機会が…」なんて思ったものなのですが。

確かにコレ、体力使うんですよね。パソコンの前に座って画面や辞書見て文字打ってるだけなのに、1日仕事したあとは頭も身体もヘロヘロ状態。1週間ぶっ続けで仕事した日には週末は廃人と化します。

あ、いや、「廃人」は言い過ぎかもしれませんが…でも「文字見たくない。本や画面見ただけで気持ち悪くなってくる…。まともな日本語すら出てこない…。もう何も考えずにただひたすらぼーっとしていたい」状態になるのは確かで…。

それでも20代や30代前半の頃は1日か長くても2日も休めば復活していたのですが、40代が近くなった今は完全復活まで時間がかかるようになってしまいました。確かに土日2日間休めば日常生活に支障をきたさない程度の元気は回復してくるんですけど、まだ身体に疲労感が多少なりとも残っている状態というか…万全ではないな、という感じで。忙しい時はドリンク剤のお世話になることもしばしば…。

特に最近はパソコンの画面の解像度が上がって目から入ってくる情報量が以前と比べると格段に増えたため、目から来る疲労感というのもハンパないですし(最近よくリラクゼーション施設にマッサージしに行くのですが、施術師さんから「目の疲れすごいですねぇ。そこから肩とか腰に凝りが行っちゃってるみたいですねぇ」なんて言われます)。

正直、「いつまでこのペースを維持して仕事続けられるんだろう?」と不安になることがあります。

だからこそ、健康管理というのは非常に重要になってくるんでしょうけど、ただやはり齢には勝てない部分もあるわけで…(ちょっと弱気)。

よく「翻訳の仕事は年齢選ばない。生涯現役でできる」とか「定年退職後の第二の人生に翻訳の仕事を…」なんて話聞きますけど、60とか、70、80まで現役でできる自信というのは今の私にはないですねぇ。

まぁこういうのって、その時になってみないと分からないもんなんでしょうし、まだこういうこと考えるには(年齢的に)早いのかもしれませんが。

でも、会社みたいに定年が決まっててその年齢になったら自動的にお役御免ってことになるわけではない仕事なので、いつかは自分自身に見切りをつけてやめなければならない時がやってくるんだろうなぁとは思います。


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翻訳会社に登録するとき、書類選考→トライアルのあとに面接のある会社があります。

出不精な私はこの「面接」がどうも苦手だったんですけど(緊張もするし、何聞かれるのかドキドキするしemoji)、最近では面接のある会社の方がいいなぁなんて思ったりしています。

なぜかというと、直接翻訳会社の人に会って、自分の「何がどこまでできる」「できない」を細かく伝えることができるから。

例えば、私は翻訳は中日、チェックは中日のほか日中、英中もやってますけど、英中チェックについては対応できる分野が限られていてそれ以外はムリ、とか。

中国語は簡体字と繁体字両方和訳できるけど、どちらがより得意かと言われたら簡体字中国語の方です、とか。

繁体字中国語でも、台湾の中国語には対応できるけど香港やマカオの場合は難しいかも…とか。

中訳チェックの場合でも、なにがしかの理由で繁体字中国語訳に簡体字中国語の言い回しが入っていた場合―例えば単純に簡体字から繁体字に文字変換しただけとか(流石に最近はこういうケースは少なくなってきていると思うけど)、中国語翻訳者さんには簡体字・繁体字両方対応可という方いらっしゃるけど、例えば簡体字中国語圏の方や簡体字中国語をメインに勉強して来た方が訳した繁体字中国語文にうっかり簡体字中国語の言い回しが入ってしまっていたetc.―、もしかしたら私はそれに気付けないかもしれないし、気付いても代替の言い回しは提示できない可能性が高いので、私が責任もって見れるのは繁体字中国語訳に原文理解の間違いがないかと訳抜けがないかくらいです、とか。

書面ではここまで細かく伝えることできないですからね(少なくとも自分が過去記入した登録シートにここまで細かく伝えられる項目はなかった…)。手軽ではあるんですけど。

まぁ実際には、登録後の仕事の受注量とか案件の内容とかは書面のやり取りのみの場合とそう変わらないかもしれないけど、なんとなく安心感はありますね。

(余談ですが、こういうこと…特に簡体字中国語と繁体字中国語について積極的に聞いてくれる会社さんは、中国語事業について真剣に考えてくれている感じがして、個人的に好感持てます)。

考えてみれば、企業の営業さんが実際仕事を取ってくる場合って、先方の担当者さんに直接会って、色々条件詰めて、それで最終的にGOサインがでるものだと思うので、やっぱりお互い直接会って色々話すっていうのは大切なのかなぁって思ったり。

さすがに遠方の会社さんに出向いてお話しする…というのはムリですがね。

出不精であることに変わりはないけれど、選考過程に面接がある場合は、前向きに臨みたいなぁと思います(でも緊張はすると思うけどw)。


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プロフィール
HN:
はぎちょん
性別:
女性
自己紹介:
翻訳会社のコーディネータ&チェッカー、中日ビジネスコンサル会社の翻訳事業部のコーディネータ&チェッカー/翻訳者を経て現在中国語のフリー翻訳者。在宅で中日訳のほか、中日/日中/英中訳のチェックなども行っています。夫と二人暮らしのアラフォーです。
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