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翻訳の仕事のこととか中国語のこととか中華圏旅行のこととか。当たり前だけど内容はあくまで個人の見解です。

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「今の翻訳会社さんとの待遇に疑問が生じたら、新しい翻訳会社さん探してより良い待遇で仕事できるようにしましょう」とはフリーランス翻訳者界隈で良く言われることだし、まぁ私もお仕事続けるならより高い翻訳/チェック単価でお仕事下さる会社さんと続けたい、というのが本音なので、時間のある時は新しい翻訳会社さんを探しているのですが。

最近この「新規翻訳会社さん探し」に疲れてきました。

というのも、求人広告見つけて応募して、書類選考通ってトライアル受かってこちらの単価等の登録条件についても相手に了承頂けて正式登録するじゃないですか。

でも、実際にお話し頂くお仕事の単価って登録した単価より安いんですよ。

曰く「お客様の予算の都合上」とか「他の分野ではもうちょっと高いのかもしれないけど、この分野ではこれが相場でそれ以上出せない」とか。

希望単価で打診頂いても、直前になって「お客様が予算について悩んでてGOサインがまだ出ないので事実上白紙」とかあるし。

求人広告に単価書いてなかったので問い合わせてみたらまたえらく安かったりするし。

これだと結局、今コンスタントにお仕事下さってる会社さんが一番良心的なのかな、なんて思ったり。

なかなか難しいですね。

私が駆け出しのころから先輩翻訳者さんから「(中国語の)翻訳単価は年々下がっている」って言われてましたけど、実際翻訳単価やチェック単価って今後下がることはあっても上がることってあるんですかね。一度安い単価で発注して納得のいく質のものできちゃったら、お金出す側は元の単価上げようなんて気にはなかなかならないだろうし…。

なんか今回愚痴っぽくてすません。

でもちょっとここの所、営業活動で心折れかけてます。。。。


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最近訪日中国人が増えてきているせいか、そっち関係の仕事も以前と比べて増えてきている気がします。どんなお仕事かっていうと、日本に来る中国人向けに翻訳された文章のチェックのお仕事…です。

私、大学での専門が日本の宗教文化史だったこともあってか、こういうお仕事大好きです。日本のあんな文化やこんな風習がどう中国語で表現されて紹介されるのかとか、昔からかなり興味ありましたし。翻訳しているのは日本の文化や習慣に詳しい中国人翻訳者さん(だと思う)なので、私が主に見るのは誤訳やヌケがないかとか(やはり日本語の言い回しが複雑だったり独特すぎたりして、たまに読み間違えられることもあるので)、指示通りの表記になっているかとか、所定の場所に該当する中国語がちゃんと入っているかなんですけど。

なので、機械翻訳とかではなく、きちんと人の手で翻訳されていればなかなか楽しいお仕事なんですけど、その反面、ものすごーく緊張するお仕事でもありますemoji

なんでかっていうと、「他の産業翻訳案件に比べると格段に一般の目に触れる機会が多い」から。ヘンな訳があるとツイッターやWeiboなどで晒されまくるので、緊張感ハンパないっていうか(;´Д`)。別に普段からいい加減に仕事しているつもりは全くないのですが、いつも以上に「どうかミスがありませんように!私のチェック内容も翻訳者さんの翻訳もおかしくありませんように…!」と毎度祈る気持ちで納品していますemoji(まぁ幸い今のところ、私がチェックした案件が少なくとも私の目に見える範囲でネットで晒されたことってないですが…)

そんな私の今の(この分野に対する)最大の関心事は、「日本の固有名詞(特に漢字表記のもの)がどの程度日本語の漢字のまま中国語文の中で存在できるのか」ってことです。以前は「これそのまま漢字を中国語読みしても通じないから、ちゃんと中国語に訳すように」と言われていたものでも、訪日中国人の増加で有名なったのか、それとも草の根交流の賜物なのか、日本の漢字そのままでイケちゃうケースも出てきてるみたいなんですよね(乱暴な例え方かも知れませんが、日本でもデザートを「ドルチェ(伊)」とか「スイーツ(英)」と料理や媒体によって言いわけたりしているので、もしかしてそれと似たような現象?なんて思ってますがemoji)。

中国人読者さんに「え~?日本の○○(日本語)は○○でしょ?××(従来の中国語訳)って言い方、古~いwwww」とか「えっ?○○(日本語)っ何?ちゃんと訳せよ意味わかんねーよ?」と思われたり、何より翻訳者さんに「このチェッカー物知らねぇな、大丈夫なのかw」と思われて余計な手間かけさせたりしないように、日本の観光案内の公式サイトやWeiboやWeChatの日本紹介記事を見ては、知識を溜めこんでいる(更新している)今日この頃です^^;

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(画像はサムネイル表示にしてあります。クリックすると大きな画像が見れますよ)

2月11日に夫と二人で横浜・原鉄道模型博物館で開かれている「台湾軽便鉄道展」と、横浜中華街の「元宵節灯籠祭」に行ってきました。

去年もそうだったのですが、原鉄道模型博物館の「台湾軽便鉄道展」情報はツイッターから入手。今年も丁度開催時期が横浜中華街の春節イベント期間と重なっていたし、方向も一緒なので「じゃあ一緒くたに行くべ!」ということで中華街のイベント合わせで行くことにしたのでした。

…ホントは「春節娯楽表演」合わせで行きたかったんだけどね…今年の春節娯楽表演は1月29日と2月5日しかやっておらず…(´・ω・`)。29日は私達二人とも用事が入ってたのでじゃあ5日かな、って思ってたら5日はお天気雨の予報出ててね…確か春節娯楽表演って雨だと中止だったはず…せっかく行ったのに中止だったらイヤだよね、というのと、原鉄道模型博物館がこの週、設備メンテナンスのため休館だったので、「じゃあ翌週の元宵節灯籠祭のときに行こう!」ということにしたのでした。

「台湾軽便鉄道展」はなかなか充実してました。写真撮ってこなかったけど。説明文も日本語と中国語があったので、分からないカタカナ専門用語とかは、基本専門用語は意訳の中国語を見て理解深めたりしましたね。「ナローゲージ(鉄道)」、中国語だと「窄轨(铁路)/窄軌(鐵路)」ですか。知ってれば分かるんだろうけど、知らなければいきなり「ナローゲージ」って出てきても「Narrow Gauge」とは気づけないものですemoji

博物館1階にあるお土産屋さんは、去年の「台湾の鉄道展」では台湾の鉄道関係のお土産って売ってなかったと思うんですが、今年はポストカードやらDVDやらが売ってましたね。去年会場で上映されてた阿里山鉄道のDVDとか。会場で見たはずなのに実際に映像見たら見た記憶全然なかった…(1年も経ったから忘れちゃったのかもしれないな…)。

会場内にフォトギャラリーという、パソコンで日本や世界各国の鉄道の(原さんが撮って来た)写真を検索できるコーナーがあったので、そこで日本や韓国や中国の鉄道の画像見たりもしました。中国の鉄道は北京―天津(あと瀋陽もだったかな?)のしかなかったんですけど、撮影時期が1995年とか2000年頃とかだったのですが、ほんのちょっと前のはずなのにえらく昔に感じて、中国の発展の速さを改めて感じました。ていうか2000年頃ってそれこそ私が北京に留学してた時期じゃん。学校の近くの五道口が今やこんな風に変わってるくらいだから、そりゃ変わりますよね~(大笑)。(1枚目2000年、2枚目2012年です)
 

ちなみにこれは、原鉄道模型博物館に行く途中、横浜駅で見つけたポスター。横浜の写真を撮ってインスタグラムに上げるとプレゼントがもらえるそうで、「やってみる?」なんて夫と話してたのですが、よくよく見たら「訪日外国人のみ対象」だそうで…。っていうかコレ繁体字中国語で書かれている以上、どこの人を対象としているか一目瞭然な気が(笑)。

で、この後横浜中華街へ。「元宵節灯籠祭」は夕方5時半から始まるので、30分前の5時に現場に到着したのですが、その時点でもうこの状態。果たしてちゃんと見れるのか超絶不安になる私(;´▽`A``

始まるまでは人の頭と頭の隙間から舞台が見えたのでまぁなんとか見れるかな?なんて淡い期待を寄せてたんですけどホントに淡い期待でした(笑)。実際始まるとその微かな隙間すら前の人達のカメラを持つ手に阻まれて、私自身背がそんなに高くないこともあってほとんど何も見えず…(´・ω・`)。ぶっちゃけ前にいる人たちのカメラのファインダー覗き込んだ方がバッチリしっかり見えたくらい(大笑)。(媽祖廟の上の方で行われている獅子舞は欄干に阻まれて全然見えなかった…)

まぁそれでもでも何とか、人と人の隙間から写真に収めることが出来ましたよemoji

(最後の2枚目はちょっと画質悪かったかな…?)演目は、獅子舞(2回)と踊り(2回)。「娯楽表演」の雑技がない構成ですね。所要時間は45分といったところでした。

この後中華街で色々お買い物して…。今年の中国のカレンダーも買って来たんですけど、なんか…去年買ったのよりサイズ大きいのしかなくて…。家帰って来て大きさ比べてみて明らかにデカすぎて噴いてしまいましたwww


このカレンダー、暦だけじゃなくて占いとかその季節の生活上の注意点とかも載ってるので、なかなか面白いです。

ま、それはともかく、来年の春節はどうするかまだ決めてないけど、「元宵節灯籠祭」に行くとしたらもうちょっと早めに行って場所取っとかないとダメかな、と思った一日でした(笑)。

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プロフィール
HN:
暁香月
性別:
女性
自己紹介:
翻訳会社のコーディネータ&チェッカー、中日ビジネスコンサル会社の翻訳事業部のコーディネータ&チェッカー/翻訳者を経て現在中国語のフリー翻訳者。在宅で中日訳のほか、中日/日中/英中訳のチェックなども行っています。夫と二人暮らしのアラフォーです。
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