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翻訳の仕事のこととか中国語のこととか中華圏旅行のこととか。当たり前だけど内容はあくまで個人の見解です。

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5月1日~3日、夫と一緒に2泊3日の北京旅行に行ってきました!!

夫は初めてだったけど、私が北京に行くのは実に10年ぶり。北京留学から帰ってきてから1度も行ってないんですよね。その間上海万博があったり北京五輪があったり、日本がGDP追い抜かれたり…と色々あったので、さぞ変わっているだろうなぁと期待して行ってきたのですが…

かっ変わってねぇ!!!

北京首都空港が広くキレイになっていたり、空港の公衆トイレに使い捨ての便座シート(日本にもよくあるアレ)があったり、自販機があったり、空港に市中心部に行くためのバスターミナルができていたり、街中にも自販機があったり地下鉄駅には自動改札機と自動券売機ができていたりしてて感動したんですけど、相変わらず埃っぽいし空は霞んでいるし、柳の綿(花)が酷いし(これは季節柄仕方ない)、歩行者の「赤信号、みんなで渡れば怖くない」は健在だし、道は凸凹しているし、地下鉄の職員は相変わらず愛想悪いし…一番変わってて欲しかったところが変わってなかったんですが

でもその分、「私の知っている中国だ…」と妙に安心したような懐かしい感じにもなりました(笑)。

ちなみに自動改札と自動券売機はこんな感じ。
(※写真はクリックすると大きくなります)

P5010735.JPG    P5010743.JPG


運賃も昔と変わらず1律2元!!今回の旅の目的の1つは「北京の地下鉄を乗りつくす!!」だったので、いちいち切符買うのめんどくさいのでICカード(パスモみたいなやつ)買いましたよ!一卡通(イーカートン/yī kǎtōng)っていうの。デポジット1枚20元。

そんなわけで1日目です。

●羽田→首都空港→ホテル(ホテルニューオータニ長富宮飯店)→頤和園→五道口(語言大学)

北京には昼ちょっと過ぎ(午後1時過ぎ)くらいについたので、それからホテルでチェックインして荷物置いて園(颐和园[イーフーユェン/yíhéyuán])へ。ホテルは地下鉄建国門(建国门[ジェングオメン/jiànguó mén])駅の近くにあるので、地下鉄に乗って頤和園へ行きました。地下鉄は1号線で復興門(复兴门[フーシンメン/fùxīng mén])まで出て2号線に乗り換え→西直門(西直门[シージーメン/xī zhí mén])→4号線で西苑(シーユェン/xīyuàn)下車。そこから徒歩で頤和園・東宮門(东宫门[ドンゴンメン/dōng gōng mén)]に行きました。

北京五輪が始まるとき、テロ対策だか何だかで地下鉄に乗るときは改札で手荷物検査をするようになったのですが、アレって今でもやってたんですね。ハッキリ言ってめんどくさかったです。まぁ何度か乗っている内に慣れたけど…(「しょーがねーや、やってやるか」的な・笑)。まぁ、設備も買っちゃったしそのための人員も配置しちゃったから今更後には引けないんでしょうけど、なんかというかこう…公共交通への投資の仕方をもうちょっと考えた方がいいんじゃないかな、と(そこにかけるお金があるんだったらもうちょっと道を整備するとか歩行者用の青信号の時間を長くするとかバス停を新しくするとか…ゲフゲフ!)。

北京留学中に一度頤和園に行ったんですけどそのときは時間があまりなかったのでしっかり見れなくて、ちゃんと見るのは今回が初めてでした。流石西太后の別荘だけあって広い!歩き疲れたけど湖の広さとか美しい山からの眺めでそれまでの疲れが吹っ飛びました

願わくばもうちょっと天気が良かったらなぁ…(曇ってたんですよ)

前来た時にはそこかしこに屋台があったはずなのに今回全然見つからなくて、ああ、やっぱ五輪でそういうのは一掃されたのかなーなんて残念に思っていたら、出口(北宮門<北宫门[ベイゴンメン/běi gōng mén]>)にあった!!

そこで念願の煎餅(煎饼[ジェンビン/jiānbǐng])購入
P5010736.JPG
「煎餅(せんべい)」って書くけど、ものの本などではよく「中国版クレープ」って紹介されているアレね。

クレープっていっても甘くなくて、おやきみたなやつ。鉄板に小麦粉を溶いたものを薄く延ばしてその上に卵を溶いたものを薄く延ばして、薬味や甘辛のタレ、(バオツィ/báocuì)っていう薄いおせんべいのようなものを加えてクレープ状に折ったものです(辛みタレは好みで抜いてもらうこともできます)。これ食べたかったんだよね~。留学中にもよく食べてた私の大好きな中国の小吃(シャオチー/xiǎochī)の1つ。中国の軽食は大概のものは中華街でも買えますが、こればかりは見たことないんですよ。(誰か売ってるとこ知ってたら教えて…!)

その後は北宮門からまたまた地下鉄に乗って五道口(ウーダオコウ/wǔ dàokǒu)へ。五道口は私が留学していた北京語言大学があったところ。いわば私にとっては故郷みたいなところ(1年ぽっきりしかいなかったくせに何言ってんだって感じですが^^;)。変わった変わったって言われていたのでどの程度変わったのかな~なんて思ってたら


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P5010750.JPG  P5010759.JPG  P5010760.JPG      

変わり過ぎだ!!!

もう変わり過ぎてどこがどこだか分からない…。でも新しくできた街並みの中にもかつてあった建物とかもちゃんと存在していたのが嬉しかったです。

映画館とか…             バス停とか…              貨物列車用(?)線路とか…
RIMG0314.JPG  P5010757.JPG  P5010758.JPG


その後は語言内を散策して、夜は大学の学食で夕食を取りました。夫が中華料理ダメなので和食屋です。もう学食なんて何年振りだろう。。。

あとは留学中よく利用していた大学近くのスーパー見に行ったりとか…。場所は変わってなかったけど中の様子がずいぶん変わっててびっくりでした。そりゃ10年だもんね…。納豆も普通に売ってたし。昔はそんなもんなかったんですよ!

そんなこんなしているうちに9時を過ぎてしまったので、タクシーでホテルに帰りました。歩き疲れて地下鉄駅まで歩く気力なかったよ

<②に続く>


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1月24日(旧暦の正月2日)、フラリと1人で横浜中華街に遊びに行ってきましたー!

(写真が多いのでサムレイル表示にしてます。クリックすると大きな写真が見られるよ

この日は特に展示以外の春節イベントはやってなかったんですけど(いわゆるショーなどのイベントは1月22日のカウントダウンと23日の春節当日、1月28・29日と2月4・5・6日だけみたいですね)、随所におめでたい雰囲気が満ち溢れてて、「ああ、春節だなー」って感じがしました。

年糕(ニェンガオ/niángāo=お餅)っ売てたり、中華菓子いっぱい詰まった福袋みたいなの売ってたり…。

あとChina Town80で春節展覧会があったり…
PA0_0133.JPG   PA0_0134.JPG

ちなみに左の写真は被って記念写真が撮れたそうです。1人だったので撮れなくて残念

中華街にはお昼頃到着したので、お昼には麻辣刀削(マーラー ダオシャオミェン/málà dāo xiāo miàn=マーラー刀削麺)を食べました。
b1dfeec6.JPG

麻辣なのですごく辛いの想像してたんだけど…あんまり辛くなかったです。でも久しぶりに刀削麺食べれて幸せ家の近所に中華料理屋が何件かあるので大概の中華料理は食べられるですけど、さすがに刀削麺は中華街とか専門店とかに行かないとないんですよね~。

刀削麺は麺の塊をナイフで削りながらぐらぐらゆだっているお湯の中に入れていくので、麺の形が市販のものと違って手作り感があってすごく好きなのです。専門店の中には厨房がガラス張りになっててそこでお湯に麺を削りながら入れる様子が生で見れたりするところもあったりして、それがすごくカッコイイんですよ

この後中華街を隅から隅までずずいーと探検してきました。今まで中華街ってちゃんと歩いたことなかったので、へーこんなところあるんだ~とかここの路地ここに通じてたんだ~ということが分かって新鮮。今までかなりあてずっぽうで入っていた店の位置関係がようやくわかりましたよ(苦笑)。

ちなみに歩き終わるまで2~3時間かかりました。まぁ結構ぐるぐる似たようなとこ回ってたせいもあるんだろうけど、狭い様で結構広い!?平日の昼間だったし特にイベントやってたわけでもないので、人も少なくゆったりと歩けました。

屋台で軽食食べたり、お土産買ったり、妈祖庙(マーズーミャオ/mā zǔ miào=媽祖廟)にもお参りしたりして、プチ庙会(ミャオフイ/miàohuì=縁日)気分を味わえました。いっぱい食べて散財もして、あ~これぞ旧正月って感じ!媽祖廟、お参りに1000円もかかったんだから、きっとご利益あるよね(笑)

ちなみにこれはお土産に買ってきた年糕。黒砂糖と白砂糖、ココナッツミルクが入っててほんのり甘くてお菓子みたいな味。
12a5a94a.JPG

「フライパンに薄く油を敷いて両面焼いて食べる」とか「油で揚げる」とか言われるんですけど、電子レンジで普通に温めても十分美味しくいただけます。(ちなみに写真のはフライパンで焼きました)

あ~楽しかった


先週ちょっと更新が滞ったのは(って左カラムのカレンダー確認してみたら週間の更新回数は普段とそんな変わらないか)、通常の記事翻訳の仕事のほかにマーケティング翻訳のお仕事が2本入ったからです。

1本は以前にもちょこっと書いた、連休中に入ったお仕事。もう一つはそのお仕事が終わったころに入りました。

前者はアンケート(正確には電話調査の回答)の翻訳でもう1つは調査(前者とは別物です)を基に作られたプレゼン資料の翻訳。

マーケティング関係のお仕事は、一番最初にフリーランスとしてお仕事もらった会社がコンサル会社だったり、その後別のコンサル会社の社内翻訳者だったりしたせいか、単発案件の中でも割と依頼受ける機会の多いお仕事だったりします。

その社内や業界内でしか通用しない専門用語とか、辞書に載っていないネイティブ独特の言い回し(略語)とかが結構あって結構頭を悩まさせてくれたりするんですけど(専門用語はどの分野の翻訳にもありますが、アンケートなどの場合は本当に地元の人から聞き取った言葉がそのまま書いてあるので、マーケティング翻訳には良くわからない略語や言い回しが他の分野と比べると結構多い気がします)、その分中々やりがいのある分野です。

あとアンケートの場合は誤字脱字も多いかな(笑)。基本聞き取った内容をそのまま文字に起こしているようなので(テープ起こしとかでもそうだけど)。パッと見すぐコレだと分かる誤字脱字もあれば、ほかのところ翻訳しているうちに類似するフレーズや単語にぶち当たってようやく理解できたり、最後まで翻訳してもちんぷんかんぷんだったりと、まぁ色々です。

以前社内翻訳やっていたとき、分からないので社内の中国語ネイティブに聞いてみたら「私にも良くわからない」って言われて、しばらくたって「あ、これかも!!」なんて答えが返ってきたことがありましたっけ。「ネイティブだって分からなかったんだから、外国人(の私)が分からなくても当然よね」とその時はさすがにちょっとホッとました(笑)。

そんなことを思い出した今回のお仕事でした。

ちなみに、家で翻訳しているときは翻訳会社の担当者さんにどう対処したら良いか質問してみたり、納品する際注釈をつけたりするようにしています。(「原文のまま。○○のところは誤字脱字と思われる」とか)


【今日の中国語】

今回はそんなマーケティング翻訳で今まで一番「何だコレ」と思った単語をご紹介します。

通貨の単位で「1W」

「价格1W2W左右(ジャーグー イーW ジー リャンW ズォヨウ/jiàgé YīW zhì LiǎngW zuǒyòu)」ってフレーズがあって、意味は「値段は1W~2W前後」なんですが、「W」てどこの国の通貨単位?と思って通貨単位調べてみたけど…ない。

中国語の検索サイトで「价格1W是什么意思(ジャーグー イーW シー シェンマ イース/jiàgé 1W shì shénme yìsi)=値段が1Wってどういう意味?」って入れて調べてみたら(中国では本当にこういう“フレーズ”で直接検索する人多いみたいですね。この間のNHKテレビ中国語講座でもやってたし。道理で中国の検索サイト使うと良く使われる検索ワード一覧に「○○是什么意思」ってよく出ててくるわけだ…)、「W」は「万(ワン/wàn)」の略なんだそうで…。

深く納得。


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プロフィール
HN:
暁香月
性別:
女性
自己紹介:
翻訳会社のコーディネータ&チェッカー、中日ビジネスコンサル会社の翻訳事業部のコーディネータ&チェッカー/翻訳者を経て現在中国語のフリー翻訳者。在宅で中日訳のほか、中日/日中/英中訳のチェックなども行っています。夫と二人暮らしのアラフォーです。
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