翻訳の仕事のこととか中国語のこととか中華圏旅行のこととか。当たり前だけど内容はあくまで個人の見解です。
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翻訳の仕事は、最近ではワードやエクセル、PPTに上書きだったり、TRADOSなどの翻訳支援ソフトを使ったりと色んな作業形式があるけど、私が一番やりやすいな~と思うのは「ワード(またはPPT)に上書き」です。
理由は、レイアウトを参考にしながら翻訳できるから。原文が同じ文章でも、それが使われているところによって訳文は変えなきゃいけないことがあるので、やはり全体のレイアウトや文書の流れが一つの画面上で確認できるというのは、とてもやりやすいんですよね。
まぁその点は紙原稿(紙原稿をスキャンしたPDFファイル原稿含む)のワードへのベタ打ち翻訳でも同じなんですが、上書き翻訳の方が統一を図りたい用語がファイル上で一括置き換えできるし、用語を検索したりオンライン辞書を引きたいときは調べたい用語をパッと検索ボックスにコピペすればいいので楽、というのもあります(紙原稿は、特に分量が多い場合だと最初の方どんな用語を使って訳していたのか確認したい場合、一々目視で遡らなければいけないので大変なのです)。
それ(用語の一括置き換えとか用語検索のしやすさ)はエクセルでも同じなんじゃない?って言われそうだけど、エクセルはセルに文章入力していると以前入力した文章と同じ文言で始まる場合、エクセルが勝手に前の文章を引用してしまうので、その辺が結構厄介だったりします(この辺設定いじれば簡単に解決できるよ、というのご存知な方いらしたら教えてくれると嬉しいです)。
あと原文原稿、訳文原稿をプリントアウトする場合、文章が長いと文章がセル内で途中で切れてしまって全部印刷されないなんてこともあるので、その点も困ったなぁって思ったり。(「折り返して全体を表示する」にしても文章の最後の方が微かに切れて印刷された経験があって…(;´Д`) 。セル内にあまり文章がギッチリにならないようにセルのサイズを大きくすればいいんだろうけど、セルの数が多い場合、限られた納期の中でセルを一つ一つ確認して広げる、というのはかなり手間なんですよね…)。印刷が切れてしまった部分はそこに印を付けて、後で画面上で確認をするようにしてはいますが。
TRADOSは確かに繰り返し出て来る訳文の流用や統一という点では便利だけど、なんか画面が色々細かくて見づらいというか、目が疲れやすいというか…。表示形式とかフォントサイズを見やすいように変更すればいいんだろうけど、原文と訳文を対訳式に表示させるならワード表組みの方が見やすいし目が疲れにくいなぁなんて思ったり。
…まぁ、こういうのは往々にして「慣れ」の部分もあるんでしょうけどね。
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