翻訳の仕事のこととか中国語のこととか中華圏旅行のこととか。当たり前だけど内容はあくまで個人の見解です。
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北京旅行2日目です。この日は擁和宮→オリンピック公園→宋慶齢故居→故宮→景山公園→王府井に行きました。移動はもちろん地下鉄
(※写真はクリックすると大きいサイズのが見れるよ)
●擁和宮(雍和宫[ヨンフーゴン/yōng hé gōng])
地下鉄1号線擁和宮駅下車。擁和宮はね、ギネスブックにも載っているキンキラ金の巨大な仏像があって、それをどうしても夫に見せたかったんですよ。一番奥の「万福閣(万福阁[ワンフーグー/wànfú gé])」にある、高さが26メートル(地上部分18メートル、地下8メートル)もあるため、高すぎてカンタンにはご尊顔が拝せない(笑)巨大な仏像。北京在住者、もしくは北京に行ったことのある人の中には少なからず「ほかの人をぜひ連れて行きたい観光スポット」があると思いますが、私の場合は断然ココなんですよね。
写真撮って来たかったんだけど、写真撮影は禁止されていたので仏像の姿はしっかり網膜に焼き付けてきました。
ちなみにチケットにミニDVD(日本のシングルCDみたいな大きさ)が入ってて、その中に巨大仏像他、擁和宮に安置されている仏像などの解説と映像が入っていました。昔は紙のチケットだけだったのに!!すごい進化してるわー。
●オリンピック公園(奥林匹克公园[アオリンピークーゴンユェン/àolínpǐkè gōngyuán])
地下鉄13号線「奥林匹克公园」下車。北京の新しい観光名所、鳥の巣(鸟巢[ニャオチャオ/niǎo cháo])と水立方(シュイリーファン/shuǐ lìfāng)、玲瓏塔(玲珑塔[リンロンター/línglóng tǎ])を見るのが目的だったのですが…オリンピック公園…広い!とにかく広い!!!!歩くだけでも疲れました
鳥の巣 水立方 玲瓏塔
五輪トーチ お食事所「北京小吃街」(食べなかったけど)
●宋慶齢故居(宋庆龄故居[ソンチンリングージ/sòngqìnglíng gùjū])
地下鉄2号線「積水潭(积水潭[ジーシュイタン/jīshuǐtán])」下車。孫文夫人が晩年を過ごした邸宅で、夫が今回「行きたい」と言っていたところです。
宋慶齢って私あまり知らなかったんですけど、結構有名な人だったんですね。彼女の足跡を紹介する展示なども行われていて、すごい偉い人だったんだな~って思いました。
入り口は后海(ホウハイ/hòu hǎi)に面していていたのですが、后海の広さにも圧倒!!ちなみに柳の綿(花)攻撃が一番すごいところでもありました(笑)。
●故宮、景山公園(故宫[グーゴン/gùgōng ] 、 景山公园(ジンシャンゴンユェン/ jǐngshān gōngyuán])
地下鉄1号線「天安門西(天安门西[ティエンアンメンシー/tiānānmén xī])」下車。天安門をくぐって入りました。さすが北京のメイン観光地とあってものすごい人!!午門(午门[ウーメン/wǔ mén])から入ってまっすぐ太和殿(タイフーディエンtàihédiàn)、中和殿(ジョンフーディエン/zhōnghé diàn)、保和殿(バオフーディエン/bǎo hé diàn)、乾清宮 (乾清宫[チェンチンゴン/qián qīnggōng])、交泰殿(ジャオタイディエン/jiāo tài diàn)、坤寧宮(坤宁宫[クンニンゴン/kūn nìng gōng])、欽安殿(钦安殿[チンアンディエン/qīn ān diàn])、神武門(神武门[シェンウーメン/shén wǔ mén])と中央の宮殿部分だけ見たんですけど、人が多くて中を見るのが大変でした。まぁここはいつもそうだけど
台湾でも故宮博物院行って至宝見てきたし、これで故宮は粗方コンプリートね!(笑)九龍壁(九龙壁[ジウロンビー/jiǔlóng bì])見に行けなかったのは残念だったけど…(九龍壁は開館午後4時までで、ちょうど九龍壁に着いたのが午後4時だったんですよ)。
神武門を抜けた後は道路挟んで向かいにある景山公園に行って、景山に登って故宮を俯瞰してきました。景山頂上の「万春亭(ワンチュンティン/wàn chūn tíng)」から見下ろす故宮はまさに絶景なんですよね!
その後は五四大街(ウースーダージェ/wǔsì dàjiē)をてくてく歩いて地下鉄「東四(东四[ドンスー/dōngsì)」駅へ(結構距離あった。昔はこのくらいものともしなかったのに…年取ったなぁ)。そこから地下鉄を乗り継いでホテルに戻ったのですが、そのときとんだハプニングが!!
なんとせっかく買った一卡通を失くしてしまったんですよ!天安門西駅降りたときには持ってたのに…多分鞄の外ポケットに入れておいて、故宮で地図取り出したときうっかり落としてしまったんだろうと思うのですが…。
まぁ失くしたのがもっと大切なもの(パスポートとかホテルのルームキーとか)じゃなくて良かったですけど、ショック隠せなかったです。。。まだ何元か残ってたし、何より記念に持って帰りたかったのに(でもだからって、翌日帰国なのに改めて買う気にもなれず…)
ホテルに戻って一休みして荷物おいた後、地下鉄乗って王府井(ワンフージン/wángfǔjǐng)へ。ここで夕食食べてきました。場所は地下鉄が乗り入れているビルに入っている日式ラーメン店「麺愛麺(面爱面[ミェンアイミェン/miàn ài miàn])。
写真がブレたのはご愛嬌(笑)。
(「ラーメン店」とは行ってもラーメンは豚骨ラーメンしかありませんでした。台湾でもそうだったけど、中国人って豚骨ラーメン好きなのね…)
ここで夫はチャーハンと焼き鳥、私は野菜たっぷり豚骨ラーメンと、何か中国っぽいモノを食べたかったので小豆ジュースを頼んだのですが、なんとチャーハンと小豆ジュースが売り切れ!結局中国人も日本食屋入っても食べ慣れたものしか食べないってことか!!
…まぁそんなわけで夫は注文をうな丼に変更、私は飲み物をヨーグルトジュース(ブルーベリーか何かが入っていた)にしました。
その後は実家へのお土産に北京ダック(北京烤鸭[ベイジンカオヤー/běijīngkǎoyā])買って、王府井大街(ワンフージンダージエ/をwángfǔjǐng dàjiē)ぶらぶらして…ここにあるキリスト教の教会「王府井天主堂(ワンフージンティエンジュータン/wángfǔjǐng tiān zhǔ táng)」も見て来ました。ここも「私的北京訪れたら他の人に見せたいスポット」の1つ
もう夜も10時くらいになってきたので地下鉄に乗って帰りました。明日はいよいよ最終日です。
あ、そうそう、地下鉄と言えば、北京の地下鉄は新しい路線(1号線、2号線以外の路線)ではエアコンがちゃんとついてたんですよ。ホームに転落防止のホームドアがついていたり、ホームにテレビがついててあと何分で電車が着くかどうか表示されるようになっていたり、切符の買い方の映像が流れていたり…車両の中にも液晶画面がついてて次の駅が表示されたり、切符の買い方指南が流れたりしていました。
ちなみにエスカレーターや動く歩道は左側通行で右が立ち乗り。真ん中にラインが入ってて(ないのもあったけど)、乗り口のところにも表示が書いてあって。当然皆守ってないと思いきや、意外と皆さんちゃんと守ってた!!!
昔はバスに乗るにしても鉄道に乗るにしても、窓口でチケット買うにしても、横入りが横行していて「並ぶ」ということをしなかった中国人が!!そういえば地下鉄で電車乗るときも、電車の扉が停車する位置に矢印書いてあったんですよね。「乗る人こっち側」「降りる人こっち側」みたいに。それもちゃんと守られてて秩序良く乗車できました(1号線、2号線はそうでもなかったけど)。昔は乗り物乗るときは日本の通勤ラッシュ以上に気合入れていかなきゃ周りの人間に弾かれる感じだったので、これには「中国人もちゃんと進化しているのね」と素直に感動しました。
…の割には歩行者が信号無視してたり、近くに道路の向こう岸に渡る地下道あるのにそれ無視して道路突っ切っていたりして相変わらずの部分があったけど。。。新しいルールには従えるけど、昔からやっていることはすでに習慣となっているから変えにくいのかしら??
そういやこの日の夜、ホテルでNHKのワールドニュースつけてたら、中国の人権活動家・陳光誠氏のニュースのところで夫が「映像がぶちっと切れてテレビが真っ暗になる現象」に遭遇したそうです。私はお風呂に入っていたので見れなかったのですが…。私もナマでそれを見てみたかった(笑)。
<③に続く>
拍手ありがとうございました
夫は初めてだったけど、私が北京に行くのは実に10年ぶり。北京留学から帰ってきてから1度も行ってないんですよね。その間上海万博があったり北京五輪があったり、日本がGDP追い抜かれたり…と色々あったので、さぞ変わっているだろうなぁと期待して行ってきたのですが…
かっ変わってねぇ!!!
北京首都空港が広くキレイになっていたり、空港の公衆トイレに使い捨ての便座シート(日本にもよくあるアレ)があったり、自販機があったり、空港に市中心部に行くためのバスターミナルができていたり、街中にも自販機があったり地下鉄駅には自動改札機と自動券売機ができていたりしてて感動したんですけど、相変わらず埃っぽいし空は霞んでいるし、柳の綿(花)が酷いし(これは季節柄仕方ない)、歩行者の「赤信号、みんなで渡れば怖くない」は健在だし、道は凸凹しているし、地下鉄の職員は相変わらず愛想悪いし…一番変わってて欲しかったところが変わってなかったんですが
でもその分、「私の知っている中国だ…」と妙に安心したような懐かしい感じにもなりました(笑)。
ちなみに自動改札と自動券売機はこんな感じ。
(※写真はクリックすると大きくなります)
運賃も昔と変わらず1律2元!!今回の旅の目的の1つは「北京の地下鉄を乗りつくす!!」だったので、いちいち切符買うのめんどくさいのでICカード(パスモみたいなやつ)買いましたよ!一卡通(イーカートン/yī kǎtōng)っていうの。デポジット1枚20元。
そんなわけで1日目です。
●羽田→首都空港→ホテル(ホテルニューオータニ長富宮飯店)→頤和園→五道口(語言大学)
北京には昼ちょっと過ぎ(午後1時過ぎ)くらいについたので、それからホテルでチェックインして荷物置いて頤和園(颐和园[イーフーユェン/yíhéyuán])へ。ホテルは地下鉄建国門(建国门[ジェングオメン/jiànguó mén])駅の近くにあるので、地下鉄に乗って頤和園へ行きました。地下鉄は1号線で復興門(复兴门[フーシンメン/fùxīng mén])まで出て2号線に乗り換え→西直門(西直门[シージーメン/xī zhí mén])→4号線で西苑(シーユェン/xīyuàn)下車。そこから徒歩で頤和園・東宮門(东宫门[ドンゴンメン/dōng gōng mén)]に行きました。
北京五輪が始まるとき、テロ対策だか何だかで地下鉄に乗るときは改札で手荷物検査をするようになったのですが、アレって今でもやってたんですね。ハッキリ言ってめんどくさかったです。まぁ何度か乗っている内に慣れたけど…(「しょーがねーや、やってやるか」的な・笑)。まぁ、設備も買っちゃったしそのための人員も配置しちゃったから今更後には引けないんでしょうけど、なんかというかこう…公共交通への投資の仕方をもうちょっと考えた方がいいんじゃないかな、と(そこにかけるお金があるんだったらもうちょっと道を整備するとか歩行者用の青信号の時間を長くするとかバス停を新しくするとか…ゲフゲフ!)。
北京留学中に一度頤和園に行ったんですけどそのときは時間があまりなかったのでしっかり見れなくて、ちゃんと見るのは今回が初めてでした。流石西太后の別荘だけあって広い!歩き疲れたけど湖の広さとか美しい山からの眺めでそれまでの疲れが吹っ飛びました
願わくばもうちょっと天気が良かったらなぁ…(曇ってたんですよ)
前来た時にはそこかしこに屋台があったはずなのに今回全然見つからなくて、ああ、やっぱ五輪でそういうのは一掃されたのかなーなんて残念に思っていたら、出口(北宮門<北宫门[ベイゴンメン/běi gōng mén]>)にあった!!
そこで念願の煎餅(煎饼[ジェンビン/jiānbǐng])購入
「煎餅(せんべい)」って書くけど、ものの本などではよく「中国版クレープ」って紹介されているアレね。
クレープっていっても甘くなくて、おやきみたなやつ。鉄板に小麦粉を溶いたものを薄く延ばしてその上に卵を溶いたものを薄く延ばして、薬味や甘辛のタレ、薄脆(バオツィ/báocuì)っていう薄いおせんべいのようなものを加えてクレープ状に折ったものです(辛みタレは好みで抜いてもらうこともできます)。これ食べたかったんだよね~。留学中にもよく食べてた私の大好きな中国の小吃(シャオチー/xiǎochī)の1つ。中国の軽食は大概のものは中華街でも買えますが、こればかりは見たことないんですよ。(誰か売ってるとこ知ってたら教えて…!)
その後は北宮門からまたまた地下鉄に乗って五道口(ウーダオコウ/wǔ dàokǒu)へ。五道口は私が留学していた北京語言大学があったところ。いわば私にとっては故郷みたいなところ(1年ぽっきりしかいなかったくせに何言ってんだって感じですが^^;)。変わった変わったって言われていたのでどの程度変わったのかな~なんて思ってたら
昔
今
変わり過ぎだ!!!
もう変わり過ぎてどこがどこだか分からない…。でも新しくできた街並みの中にもかつてあった建物とかもちゃんと存在していたのが嬉しかったです。
映画館とか… バス停とか… 貨物列車用(?)線路とか…
その後は語言内を散策して、夜は大学の学食で夕食を取りました。夫が中華料理ダメなので和食屋です。もう学食なんて何年振りだろう。。。
あとは留学中よく利用していた大学近くのスーパー見に行ったりとか…。場所は変わってなかったけど中の様子がずいぶん変わっててびっくりでした。そりゃ10年だもんね…。納豆も普通に売ってたし。昔はそんなもんなかったんですよ!
そんなこんなしているうちに9時を過ぎてしまったので、タクシーでホテルに帰りました。歩き疲れて地下鉄駅まで歩く気力なかったよ
<②に続く>
拍手ありがとうございました
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この日は特に展示以外の春節イベントはやってなかったんですけど(いわゆるショーなどのイベントは1月22日のカウントダウンと23日の春節当日、1月28・29日と2月4・5・6日だけみたいですね)、随所におめでたい雰囲気が満ち溢れてて、「ああ、春節だなー」って感じがしました。
年糕(ニェンガオ/niángāo=お餅)っ売てたり、中華菓子いっぱい詰まった福袋みたいなの売ってたり…。
あとChina Town80で春節展覧会があったり…
ちなみに左の写真は被って記念写真が撮れたそうです。1人だったので撮れなくて残念
中華街にはお昼頃到着したので、お昼には麻辣刀削面(マーラー ダオシャオミェン/málà dāo xiāo miàn=マーラー刀削麺)を食べました。
麻辣なのですごく辛いの想像してたんだけど…あんまり辛くなかったです。でも久しぶりに刀削麺食べれて幸せ家の近所に中華料理屋が何件かあるので大概の中華料理は食べられるですけど、さすがに刀削麺は中華街とか専門店とかに行かないとないんですよね~。
刀削麺は麺の塊をナイフで削りながらぐらぐらゆだっているお湯の中に入れていくので、麺の形が市販のものと違って手作り感があってすごく好きなのです。専門店の中には厨房がガラス張りになっててそこでお湯に麺を削りながら入れる様子が生で見れたりするところもあったりして、それがすごくカッコイイんですよ
この後中華街を隅から隅までずずいーと探検してきました。今まで中華街ってちゃんと歩いたことなかったので、へーこんなところあるんだ~とかここの路地ここに通じてたんだ~ということが分かって新鮮。今までかなりあてずっぽうで入っていた店の位置関係がようやくわかりましたよ(苦笑)。
ちなみに歩き終わるまで2~3時間かかりました。まぁ結構ぐるぐる似たようなとこ回ってたせいもあるんだろうけど、狭い様で結構広い!?平日の昼間だったし特にイベントやってたわけでもないので、人も少なくゆったりと歩けました。
屋台で軽食食べたり、お土産買ったり、妈祖庙(マーズーミャオ/mā zǔ miào=媽祖廟)にもお参りしたりして、プチ庙会(ミャオフイ/miàohuì=縁日)気分を味わえました。いっぱい食べて散財もして、あ~これぞ旧正月って感じ!媽祖廟、お参りに1000円もかかったんだから、きっとご利益あるよね(笑)
ちなみにこれはお土産に買ってきた年糕。黒砂糖と白砂糖、ココナッツミルクが入っててほんのり甘くてお菓子みたいな味。
「フライパンに薄く油を敷いて両面焼いて食べる」とか「油で揚げる」とか言われるんですけど、電子レンジで普通に温めても十分美味しくいただけます。(ちなみに写真のはフライパンで焼きました)
あ~楽しかった
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